人材業界のチャットボット活用。
デジタル化の重要性、導入のポイントや企業の事例まで

企業と求職者をつなげる人材業界では、デジタル化やDX推進などを背景に、チャットボットの活用が始まっています。求人情報サイトや転職情報サイト、各種求人サービスにおいて、求職者のサポートやCV獲得を強化。新たな手法で求職者へのアプローチを実現することから、注目されているツールです。

ここでは、人材業界のチャットボット導入について解説します。人材業界の課題や、チャットボット導入で重視すべきポイント、チャットボット活用事例までご紹介。人材紹介・人材派遣事業を展開する企業のチャットボット導入事例にも触れるため、ぜひ参考にしてみてください。

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人材業界が直面している課題

労働市場において人材に関わる幅広いサービスを提供する人材業界。その事業内容は、企業と求職者のマッチングを担う「職業紹介」や「派遣」、企業の求人情報を掲載して求職者を募る「求人広告」、企業の特定の業務を代行する「請負」などの分野に分かれています。いずれも労働力を求める企業と、仕事を求める求職者とをつなぐことが主な業務内容といえるでしょう。

そんな人材業界の市場規模は、上記の4つの事業形態を合わせて、売上ベースで約9兆539億円とされています。市場規模の近い業界として挙げられるのは、8兆3,000億円の介護サービス業界、8兆2,657億円の電子部品・デバイス業界、6兆8,195億円の医薬品業界などです。これらのデータから、人材業界が大規模な市場を有していることが分かります。労働市場の活性化に貢献し、インフラとしての機能を担っています。

その一方で、人材業界には社会のグローバル化や少子高齢化、新型コロナウイルス感染拡大などを背景に、取り組むべき課題が多い状況です。たとえば近年では、グローバル人材の需要増加にともない、求職者のサポート体制の強化が求められています。

働き手が不足するなか、中高年層の労働者が多くなり、多様な人材のキャリア形成や就職支援に対応することも必要です。さらには、withコロナで各事業のリモート対応が急務となっています。

こうした背景を受けて、人材業界でも注目されているのがデジタル技術の活用です。オンラインで自動のコミュニケーションを実現する「チャットボット」をはじめとして、企業と求職者をつなぐ新たなサービスが登場しています。

※出典:一般社団法人人材サービス産業協議会「2020年の労働市場と人材サービス産業の役割」
http://j-hr.or.jp/research/11003/

チャットボットが人材業界にもたらす可能性

近年のビジネスシーンでは、業界特有の課題を解決しようと、デジタル化(デジタルシフト)が進んでいます。オフラインやアナログの手法が主流であった従来の事業に、デジタル技術を取り入れることで、新たな可能性がもたらされると考えられています。デジタル活用によって、業務効率化や生産性向上といった効果が期待できるのがメリットです。IT環境が整備されると、従業員のテレワーク推進につながることから、リモート体制を強化するうえでも有効といえます。

また、経済産業省の主導により、多くの企業で「DX(デジタルトランスフォーメーション)」推進の取り組みが始まっている点にも注目です。経済産業省の定義によれば、DXはデジタル技術の活用によりビジネスに変革をもたらし、競争上の優位性を確立することを意味します。人材業界が提供する既存のサービスも、デジタル技術と組み合わせることで、新たな価値を生み出せる可能性があるでしょう。DX推進に取り組み、現代の企業や求職者ならではのニーズに応えられるサービスを創出できると理想的です。

デジタルシフトやDX推進の観点から、人材業界で導入が始まっているITツールの一つとして「チャットボット」が挙げられます。チャットボットは、Webサイトを訪問したユーザーと、自動でテキストメッセージによるやり取りを行います。オンラインのコミュニケーションを充実させ、企業と求職者に新たな接点が生まれるのが魅力で、顧客へ積極的にアプローチできる点でも注目されています。ぜひ人材業界のサービスへの導入を検討してはいかがでしょうか。

※出典:経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver.1.0」
https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf

人材業界のチャットボット導入で重視すべきポイント

人材業界のサービスにチャットボットを導入する際は、どのようなポイントを重視するべきでしょうか。チャットボットは、ベンダー各社が多種多様なサービスを提供しているため、選び方で迷ってしまうケースも少なくありません。そこで、人材業界に適したチャットボットを選ぶために、参考にしたい3つのポイントをご紹介します。

【1】求職者のニーズに応えられるか?

人材業界のサービスへ導入するなら、まず求職者のニーズに応えられるチャットボットを選ぶことが大切です。求人情報サイトや派遣情報サイトなどを利用するユーザーは、仕事探しや求人への応募に際して、さまざまな疑問や不安を抱えています。そんなときは、オンラインで気軽に問い合わせがしやすく、速やかに疑問や不安の解消につながるチャットボットが望ましいでしょう。

よくある質問への回答を自動で提示するのは、チャットボットで実現できる代表的なサポートの一つです。特に、既存のFAQページが十分に利用されていないケースでは、チャットボットの設置により求職者の利便性を高められる可能性があります。チャットボットが自動で回答する仕組みがあれば、求職者が自らFAQページを閲覧して解決策を探す必要がありません。

求職者のニーズに応じて回答内容を改善するには、設定変更へ柔軟に対応できるツールが便利です。社内でスムーズに運用できるよう、現場での管理や操作のしやすさを重視して、ユーザビリティに優れたチャットボットを選ぶと良いでしょう。

求職者のニーズに応え続けるためには、ベンダーによる協力も不可欠といえます。人材業界をはじめとして、多くの業界でチャットボット導入の実績があるベンダーに、最適な運用を提案してもらえると成果をあげやすくなります。

どのような言葉遣いで求職者に話しかけを行うか、どのタイミングで求職者にアプローチするかなど、運用次第でチャットボットの利用率に差が出ることも。求職者から利用されやすいチャットボットを採用するために、ベンダーから運用に関するアドバイスを受けられるか、フォロー体制も確認してみてください。

【2】オペレーターによる有人対応ができるか?

求職者から寄せられる問い合わせのなかには、内容が複雑で難度が高く、自動対応のみでは解決が難しいものも含まれています。また、職業に関するカウンセリングやコンサルティングのように、専門家への相談が必要な場面も少なくありません。

このように定型での回答がしにくいケースでは、人間のオペレーターがチャット対応できると理想的です。人材業界のサービスで活用するなら、有人対応の機能が搭載されたチャットボットを選ぶようおすすめします。

有人対応では、オペレーターがチャット窓口で待機し、ユーザーと直接やり取りを行うのが特徴です。決められた回答を提供するチャットボットとは異なり、きめ細やかで柔軟なコミュニケーションが可能なため、求職者へ幅広いサポートを提供しやすくなります。その一方で、オペレーターが対応すると人件費が発生し、コストが高くなりやすい点はデメリットといえるでしょう。

こうした有人対応のメリットを生かしてデメリットをカバーするには、内容に応じて自動対応との適切な使い分けを行うのがポイントです。自動対応のみで解決できる簡単な内容は、チャットボットに任せて運用しましょう。一方で、自動対応で問題が解決されないケースや、カウンセリングやコンサルティングなどの場面では、オペレーターに交代できると安心です。

なお、チャット対応は電話対応と比べて運用コストを抑えやすいという利点もあります。さらに、ユーザーの属性によっては、電話口で話すよりもテキストでやり取りをしたほうが、心理的な負担が少ないという意見も見られます。チャットならではの強みを生かして、求職者にとって魅力あるサービスを実現しましょう。

【3】テレワーク体制でも問題なく運用できるか?

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、2020年以降は多くの企業が感染対策としてテレワークを実施するようになりました。人材業界もその例外ではありません。

総務省の発表によれば、2020年5月時点で全国の民間企業におけるテレワーク実施率は56.4%(大企業:83.0%、中小企業:51.2%)に達しました。2020年3月時点の17.6%と比較して、大幅な増加傾向にあります。その後、感染拡大状況により数値は上下するものの、2021年3月の時点で38.4%と引き続き高い基準にとどまっている状態です。今後も多くの企業がテレワーク体制での業務を継続すると考えられています。

人材サービスでは、従業員がオペレーターとして有人チャット対応に携わるケースがあります。テレワーク導入企業では、オペレーターが自宅などの社外からチャットを運用する機会も多くなるでしょう。昨今の情勢を受けて、テレワーク体制でも問題なく運用できるチャットボットを選ぶことが大切です。

その際は、ネット環境のみを確保すればどこでもサポートを提供できる、クラウド型のチャットツールが適しているといえます。クラウド型なら、専用のインフラを構築したりソフトウェアをダウンロードしたりする準備が不要なため、速やかにテレワークに対応可能です。

依然としてオフラインでの活動が制限を受けるなか、社内のリソースをオンラインに割り当て、リソース配分を最適化する動きが始まっています。自社のテレワーク導入にともない、オンラインでの活動に注力し、求職者のサポートを充実させましょう。

※出典:総務省「情報通信白書令和3年版」第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済 第3節 コロナ禍における企業活動の変化 (1)テレワークの実施状況
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html

人材業界でのチャットボット活用事例

すでに人材業界でチャットボットを導入している企業は、どのようにツールを活用しているのでしょうか。企業と求職者をつなぐ新たなチャネルとしてチャットボットを利用すれば、利便性が高まり、他社サービスとの差別化にもつながります。以下の活用事例を参考にしてみてください。

24時間365日対応で求職者とコミュニケーション

特定の業界・業種に特化した求人サービスでは、ターゲットとなる求職者が多忙な傾向にある場合があります。たとえば、飲食業界・医療業界・介護業界などです。こうした業界で働く求職者は、深夜の時間帯や土日祝日に勤務しているケースも少なくありません。

そのため、一般的な窓口やコールセンターの営業時間内に都合がつきにくく、連絡のハードルが高くなっている可能性があります。多様なライフスタイルの求職者にマッチした、利用しやすいサービスが求められている状況です。

チャットボットの自動対応は、そんな求人サービスのカスタマーサポートでも活用されています。自動対応なら、オペレーターが不在となる時間帯も含めて、24時間365日いつでも対応可能です。自社の営業時間外である深夜や土日祝日でも、チャットボットが求職者とコミュニケーションを行えるようになります。

万が一、求職者がサービスの利用に関して疑問や不安を感じたとしても、サポートがあればその場で解決できる確率が高まるのが大きなメリットです。

また、チャットボットは求職者とコミュニケーションを行うだけでなく、各種手続きをチャット画面上で完結することもできます。会員登録や申し込みといった簡単な手続きであれば、自然な会話の流れでユーザーを誘導しながら済ませられるのが特徴です。

たとえば「〇〇にお困りごとはございますか?」という話しかけから始まり、Webサイトを訪問したユーザーの要望をヒアリングしながら、的確な情報へと案内します。サービス利用者の利便性を高めながら、自然とCVポイントへと誘導し、Webサイトの成果アップにつなげます。

きめ細やかな有人チャット対応で求職者をサポート

求職者の支援は、人材業界における重要な業務の一つです。キャリアコンサルタントに代表される職種には、企業と求職者の間に第三者が介在することで、マッチングの精度を高める役割もあります。

そこで求められるのは、多様なニーズや悩みを抱える求職者をサポートし、それぞれの状況に応じて企業との交渉やキャリアプランのアドバイスを行うことです。求職者の就業を実現し、企業に質の高い人材を紹介するには、コミュニケーションの充実化が欠かせません。

そこで、オペレーターによるきめ細やかなチャット対応を、求職者とのコミュニケーションで活用する方法があります。無人チャットと有人チャットの切り替えに対応したハイブリッド型チャットツールでは、状況に応じてbotとオペレーターが交代しながら、オンラインで求職者の相談に乗ることが可能です。

有人チャットでは、「私の現在の職歴でも転職できますか?」「〇〇業界への応募では、どんな準備をするべきでしょうか?」といった具体的な相談内容にも、求職者へのヒアリングを行いながら丁寧に回答できます。

人によっては、対面や電話で相談しにくい内容も、チャットでは伝えやすいと感じるようです。スマートフォンからアクセスして、移動中や休憩中などの空き時間にも利用できることから、スキマ時間を使っての相談もしやすくなるでしょう。

従来は相談にハードルを感じていた求職者が、チャット経由なら気軽に相談しやすくなり、サービスの利用率が高まる可能性も考えられます。求職者の目線で安心して利用しやすいサポートとして、新たにチャット窓口を開設してはいかがでしょうか。

人材業界でのチャットボット導入事例

人材業界の企業が実際にチャットボットを導入し、施策に成功した事例をご紹介します。

以下は、ハイブリッド型チャットツール「sinclo」を導入した企業の事例です。企業がチャットボット導入前に抱えていた課題や、具体的な導入効果についても触れるため、ぜひお読みください。

求人情報サイトの応募数や成約率をアップさせた成功事例

人材紹介・人材派遣事業を展開する株式会社モード・プランニング・ジャパン様の導入事例です。同社は、保育・介護・看護業界に特化し、求職者の転職活動から入職後まで幅広いサポートを手掛けています。

そんな同社が展開する集客施策のなかでも、特に求職者の質が高いのが、自社サイト経由での応募です。この強みを生かし、さらなる応募獲得を課題として、同社はチャットボット導入に踏み切りました。

そこで、既存の求人情報サイトやお役立ち情報サイトに「sinclo」のチャットボットを設置したところ、応募件数が増加。さらに、上記サイトの成約率はほかのメディアと比較して1.5~2倍と高く、なかでもチャット経由の成約率が高い状態となったのです。

sinclo」は複数サイトに設置しても追加費用が発生しないため、多くのWebサイトを保有する同社は、コストを抑えながら成果をあげることができました。ユーザーが気軽に利用しやすいチャットボットは、求職者の行動を後押しし、人材業界のビジネスに大きな効果をもたらす可能性があります。

人材業界のチャットボット導入は「sinclo」にお任せください!

ハイブリッド型チャットツールの「sinclo」は、自動対応と有人対応の両方の機能を兼ね備えた、簡単で分かりやすいツールです。求職者のニーズに応える機能を搭載し、クラウド型のためテレワーク体制での運用にも対応しやすくなっています。

最後に、人材業界にもおすすめな「sinclo」の機能や、成果にコミットする導入・運用サポート、14日間の無料トライアルについてご紹介します。

「sinclo」の機能

sinclo」には、企業様の業界・業種に合わせて多様なニーズにお応えできる豊富な機能が搭載されています。チャットボットによる自動対応に加えて、人材業界のチャット対応に欠かせない「有人チャット機能」を搭載。CV率の向上に貢献します。

さらに、Webサイトの訪問者情報を分析する「リアルタイムモニター」では、求職者のページ滞在時間や訪問回数などのデータを可視化。見込み度の高いユーザーへ積極的なアプローチを実現できます。このほかにも、「sinclo」にはカスタマーサポートやWebマーケティングを強化する機能が充実しています。人材業界のサービスでもぜひご活用ください。

【PICK UP】外部サービス連携で実現!スムーズな日程調整

sinclo」の外部サービス連携機能を利用すると、求職者がチャット画面上で担当者との日程調整を行えます。オンライン商談の日程調整ツール「Dr.Works」を「sinclo」と連携させることで、担当者のスケジュール情報を読み込み、チャット上で面談候補日時を提示することで、求職者はチャット内で面談日程を予約することが可能になります。さらには、面談当日に用いるWeb会議用URLの自動発行まで、チャット画面上で完結させることができます。

チャットボットの自動対応なら、24時間365日いつでも申し込みを受付できます。求職者が自社の営業時間外に面談のスケジュール調整を申し込んだ場合でも、自動でアポイントメントを取ることが可能です。多様なライフスタイルのユーザーが利用できるサービスが求められる人材業界。ぜひチャットボット「sinclo」の外部サービス連携機能でスムーズな日程調整を実現しましょう。

上記でご紹介したほかにも、「sinclo」は多種多様な外部サービスとの連携が可能です。「sinclo」の機能一覧ページに未掲載のサービスとの連携も、場合によっては対応できる可能性があります。日程調整ツールの例のように、チャットボットと外部サービスとのシームレスなデータ共有により、顧客に魅力あるサービスを提供できるようになります。既存のサービスとの連携可否についても、どうぞお気軽に「sinclo」へお問い合わせください。

「sinclo」のサポート

sinclo」では、企業様がチャットボットで成果を出すことを重視し、サポート品質にも力を入れています。経験豊富なコンサルタントが専任担当となり、お客様をご案内いたします。導入時のフォローはもちろん、運用開始後も引き続き誠意をもって対応いたしますので、初めてのチャットボット導入でもご安心ください。

チャットボットは運用方法次第で大きな成果をあげられる可能性があります。導入後は運用改善を繰り返しながら、目標へ向けて当社の専任担当とともに施策へ取り組みましょう。

「sinclo」の無料トライアル

sinclo」のチャットボットは、14日間の無料トライアルで実際にお試しいただけます。無料トライアルは、数あるチャットツールを比較検討するうえでも役立つ方法です。

簡単で分かりやすい操作方法や、人材業界で活躍する充実の機能、ノーコードで完了するWebサイトへの設置など、「sinclo」の魅力をぜひ体感してみてください。なお、当社の無料トライアルでは、期間終了後の有料プランへの自動切り替えはいたしません。ぜひ安心してお申し込みください。

まとめ

今回は、人材業界のチャットボット導入についてお伝えしました。求職者サポートの強化や、多様な人材への対応、withコロナでのリモート体制構築など、多くの課題を抱える人材業界。これらの解決につながる一つの選択肢として、チャットボットが注目されています。人材業界に適したチャットボットで成果を出すなら「sinclo」がおすすめです。人材業界のご担当者様からのお問い合わせをお待ちしております。

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