パーティーや宴会、会議、展示会などの会場を探す際、情報が多すぎて困ったことはないだろうか。そんなとき、お洒落なイベント会場を簡単に見つけられるのが、Plus Oneが運営するイベント会場検索サイトSpeedyだ。

このSpeedyがユーザーを増やすきっかけの1つになったのが、次世代型チャットボットツールsincloの導入だった。Plus Oneはどんな狙いでsincloを設置し、どのような成果を得たのか。Speedyの運用を一手に担う代表取締役の小田克文氏に話を聞いた。

株式会社Plus One

Speedyの使いやすさを、一般の人にも伝えたい

株式会社Plus One
代表取締役
小田 克文 氏

観光業に特化したセールスアウトソーシング事業を行うPlus Oneは、2019年、さまざまなイベントの会場を紹介する検索ポータルサイトSpeedyを立ち上げた。エリアや条件を選択して検索することで希望に合った会場を見つけることができ、同時に10件まで見積を依頼することもできる。

このサイトは企業の会議や展示会だけでなく、一般の方がパーティーや宴会の会場を探す際にも活用できる。だがSpeedyのユーザーの多くを占めていたのは、イベント会社や旅行会社などの代理店企業だった。

「立ち上げ当初は、Apple製品のようにシンプルなサービスを作れば、一般の方もすぐに使ってくれるはずだと高をくくっていました。でも実際にユーザーの内訳を見て、思うように使い方が伝わっていないことが分かったんです。」(代表取締役 小田克文氏)

小田氏は使い方を解説する動画を公開したり、ヘッダーに操作マニュアルを設置したりと工夫を重ねたが、一般利用者の数は伸び悩んだ。そんなとき着目したのがチャットボットツールのsincloだった。サイトにチャットボットを設置すれば、ユーザーにSpeedyの使い方を紹介できるだけでなく、チャットから会場を検索することも可能になると考え、導入を決めた。

一般利用者の割合が増え、会員登録は約7.5倍に

sincloを導入した結果、導入前は月に4〜5件だった新規会員登録の件数が、月に30〜35件に増加した。また導入前は見積依頼の95%を代理店企業が占めていたが、導入後は一般利用者からの依頼が大きく増え、代理店と一般利用者の割合が半分ずつになった。サイトの平均滞在時間も20〜30秒ほど伸びていることから、sincloを設置したことで一般の人もサイトが使いやすくなり、会員登録や見積依頼につながったとみられる。

一般利用者が増えたことについて、小田氏は「今はLINEを使う文化が浸透しているので、チャットでやり取りする形式が一般の方にも使いやすかったのでは」と分析している。ただし他にもさまざまな変更を行っていることから、小田氏はチャットボットの有無とユーザー数の変化を比較しながら、さらに効果を見極めていく考えだ。

人にも薦めるのは、本当に成果が出たから

sincloでユーザー層の拡大に成功して以来、小田氏はPlus Oneと取り引きのある企業にも、積極的にsincloを紹介している。sincloには代理店制度があり、Plus Oneもこの代理店契約を結んでいるが、小田氏は「紹介料だけではなく、実際にsincloを使ってみて良い結果が出たから、人にも紹介したいと思ったんです」と話している。

Speedyは頻繁にアップデートが行われており、2021年1月には「夜景がきれい」「タワーが見える」などシーンごとの検索が可能になった。sincloのチャットツリーエディタを活用し、この機能もチャットボットに反映させていく予定だ。

「いろいろな業界に情報をまとめたポータルサイトがありますが、重くて見づらかったり、使いづらかったりするものが多いですよね。将来的には、Speedyで構築したおしゃれで使いやすいサイトのフォーマットを、不動産仲介や移住支援、飲食などさまざまな業界へ展開していきたいと考えています。」(代表取締役 小田克文氏)

sincloに関するお問い合わせはこちらから
User Profile
会社名株式会社Plus One
URLhttps://www.e-kaijou.space
概要観光業に特化したセールスノウハウとマーケティングを強みに、コンサルティング業務、営業顧問、営業関連研修、セミナー業務などを行う。また日本中のパーティ・イベント・会議・展示会・インバウンド会場を検索し、見積を依頼できるWebサイトSpeedyの運営を行う。
「ITreview Grid Award 2021 Winter」にて、sinclo(シンクロ)が表彰されました「ITreview Grid Award 2021 Winter」にて、sinclo(シンクロ)が表彰されました
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